格差社会の再生産

神奈川新聞という神奈川だけのスーパーローカル新聞がある。
ここが2月20日から『「格差」を見つめる・教育の光景』と題して連載を始めた。

先日国会の質問で格差の再生産というか格差の循環というか親の経済力がそのまま子の世代に引き継がれる状況について文科相に問いただす場面があった。しかし、大臣の返答は事態認識があまりに貧困で聞くに堪えないものだった。

連載の一回目、引き算ができぬ中学3年。この記事は学力不足を批判している記事ではない。この子がどうして引き算ができないまま中三生になってしまったのかから始めている。

子どもたちなんの不安もなくのびのび学校に通っていたらそんなことは起きるはずがない。私の息子は決して優秀ではなく、どこにでもいるゲームキチガイの中学1年だ。その彼でも分数がどうして発生したかぐらいは話しになる。

しかし、家庭が複雑になると勉強どころではない。毎日の生活がストレスの固まりである。大人もストレスには弱いが、子どもたちは格段にストレスに弱い。それだけに本来なら知識なるはずのことも、ストレスが原因で身につかない場合がある。

いま、子どもたちが安心して学べるために何が必要か。これからの日本を作るために何が必要か真剣に考える時期にきていることを実感した。

画像


(写真はゲームに熱中する息子)

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この記事へのコメント

山伏
2007年03月06日 09:36
断片的な意見ですが、親達がまず誇りを持って生きているのか?格差社会の中で どう戦って毎日をどう誇りを持って生きているのか の 背中を子供にみせることだと思います。
2007年03月06日 10:24
逆説ですが格差社会のない国家社会は存在しない。自由平等の社会主義国が結局階級社会であった。
だが下から上に上る可能性は日本にはある。大政奉還による幕政から明治維新新政府への権限の移管、戦後軍政から民主主義の誕生、しかし何れも新しい格差を生んだ。価値観の創造により新しい価値観が更に新しい創造への誕生、その度に格差も生まれる。格差は宿命、
山伏
2007年03月11日 08:54
幕政から維新、軍政から敗戦による、指導的民主主義。格差は確実に縮小されています。人類の叡智によって。反動も時々ありますーー現在がチョットそれかな。牛歩のごとくですがこれが歴史の流れです。都合により反動の方もおられるでしょうがそれも自由です。

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